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「祭り」を守れ!
祭りの継承にどのように向き合うか少子高齢化、地方の過疎化、さらに今般のコロナ禍……。各地の祭りが存亡の危機に陥っているといわれている。その一方で、祭りを観光資源として捉え、まちおこしに活用しようとするなど、地域の伝統文化を失うまいと取り組む人たちも多い。今後、日本の祭りは、どうなっていくのか。祭りの意味や今置かれている現状を専門家に伺った上で、東日本の幾つかの著名な祭りの継承についてレポートする。
まず最初に、日本人にとって祭りとはどのようなものなのか。祭りの意味や機能、そして現在の置かれた状況について、都市祭礼に詳しい法政大学社会学部の武田俊輔教授に伺った。 -
and E Members
ガーラ湯沢
全てのお客さまを笑顔にするスノーリゾート2020年に開業30周年を迎えた新潟県のGALA湯沢。スノーリゾートとしての魅力にさらに磨きをかける一方、近年は冬のスキー・スノーボード以外の夏のアクティビティ充実にも力を入れている。コロナ禍の現場で奮闘する社員の姿を追った。
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Columns
働く 集う 和む
大正レトロな駅舎を保存・再現しつつ、
観光駅としての魅力を向上
──JR日光線・日光駅宇都宮駅から日光駅までの路線距離40.5kmのJR日光線。その中でも日光駅の駅舎は、正統な西洋建築を取り入れた建築様式として評価が高く、「白い貴婦人」とも呼ばれている。北方ヨーロッパの建築技法であるハーフティンバー様式が用いられた木造2階建構造のネオルネサンス建築は、1階部分の一角に大正天皇が休息に使われた「貴賓室」(非公開)、2階部分に旧一等待合室(現在は「ホワイトルーム」として一般に開放)を備える。関東の駅百選において、「明治時代の面影を残す白亜の木造建築の駅」として選定された。